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2011年6月 1日 (水)

本を読む喜び…

 俳優の児玉清さんが先日亡くなられた。児玉さんと言えば「アタックチャンス!」だが、私の中ではNHK-BSの番組「週間ブックレビュー」である。亡くなった時のワイドショーの芸能人のコメントも華丸大吉ではなく、中江有里だろ!と思ったんだけど。

 そのブックレビューで児玉さんの追悼番組が放送された。だけど、いかにも追悼…という感じはいっさい無し、悲しい音楽も無く、民放がやりそうなお涙ちょうだい的な演出もなかったのが、すごく良かった。司会は藤沢周 と中江有里で、今までの放送の中での児玉さん名場面集だった。
 本がとにかく大好きな児玉さん。好きな本について熱く語る姿はおなじみ。大好きな作家を訪ねて海外までロケに行ったり、大江健三郎 氏にインタビューしてるんだけども、額にすごい汗かいてるのが印象的でした。そんな児玉さんについてまた楽しそうに語る藤沢さんと有里ちゃんが、ほのぼのしていて暖かい気持ちになりました。ダンディーな児玉さんが喜びそうな上品な番組になってたと思う。

 「週間ブックレビュー」では、時々色んな所で公開放送をやるんだけど、何を隠そう、この私も収録を見に行った事があります。収録前に児玉さん自らステージに立たれてごあいさつされました。さりげなく、「アタックチャンス!」もやってくれて、場内の雰囲気は一気に暖まります。その時は、いしいしんじ 氏、女優の斉藤慶子さん、玉木正之 氏というメンバー。特集に重松清 氏と、なかなかの豪華キャストです。いつものスタジオと違ってお客さんがいるので、テレビとはまた違ったものになります。合評コーナーは当然お客さんへ向けてなされるので「どうですか?お客さん!」のノリです。実際最後にどの本が一番読みたくなったか、客席の拍手で決められます。このときはダントツでいしい氏の圧勝だったんだけど、あれは絶対「ドヤ!」って感じだったと思います。確かにいしいさんのを読みたくなった!ホントにあれは一つの芸ですね。玉木さんも結構心ひかれたけど。
 重松さんの特集の時も、会場から直接質問できたりして、とても面白かった。重松さんのお話や、児玉・中江さんとのやりとりも生で見れて感動!

 「ブックレビュー」見ると出てきた本をすぐ読みたくなってしまいます。全部図書館にあればいいのだけど…。でも、たまに図書館に新刊で番組でやった本が入ってたりすると、あ、誰かがリクエストしたんだ!と思います。あまりマニアックな本はムリだけど…。

 児玉さんがメチャメチャ推してた本、スティーグ・ラーソン の「ミレニアム」、映画化されましたね。本は読んでないけど映画はすごく面白かった。ハリウッド的なCG映像なんか全く無しだけど、やっぱりストーリーとキャラの魅力で3部作一気に見れた!ヨーロッパで作られてるから知らない俳優ばかりだけど、今度はデビット・フィンチャーがリメイクするらしいので、楽しみです。

 本を読む喜び…、知らない事を知る喜び、ただただ物語に没頭し、体験したことのない世界を味わう喜び。全国の本が好きな人たちの気持ちを体現してた児玉さん。みんなそんな児玉さんが好きだった…はず!これからもその思いを絶やさず番組を続けてほしいデス。
 

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