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2008年1月27日 (日)

「走ることについて語るときに僕の語ること」

 久しぶりに読む、村上春樹、「走ることについて語るときに僕の語ること」。「カフカ」以来かな?久しぶりだけど、すうっと、肌になじむようなこの文章、長年慣れ親しんで来た感触って感じ。ああ、村上春樹だ!1行も読み飛ばす気にならないように、選ばれた言葉。
 こんなふうに、彼のプライベートについて書かれたものをあんまり読んだことがないような気がする。走り始めてからのことと平行に、どんなふうに小説を書いてきたかも綴られる。昔、やっていたお店のことにたとえて、10人に1人が気に入ってくれて、「なかなか良い店だ。気に入った、また来よう。」と思ってくれればそれでいい。その1人がリピーターになってくれれば経営は成り立つ。その人たちが熱心な読者になり、次の作品が出るのを辛抱強く待っててくれるようになった、というくだりがあった。私もそのリピーターのひとり。だから、村上作品を読むと、なじみの居心地の良い店に入るような感じがするのかな。ちゃんとそれを自覚して私たちのような読者のために書いてくれているのか…。
 今は昔、高校入学したばかりの、最初の学力を試すようなテストだったような気がするが、その国語の問題で村上春樹に出会った。それは、デビュー作、「風の歌を聴け」でした。すぐ本屋に走って手に入れた覚えが…。(となりにあった、村上龍にもはまりました。)あれから、○○年…。ああやって、走りながら書き続けてきたんだなー。ありがとう、これからも読みつづけます!

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